ファイターズ
2023/03/08 21:45

五十幡 3打数3安打2盗塁 初対戦の先輩・沢村からも右前打

一回の第1打席で左安打を放つ五十幡(撮影・桜田史宏)

■オープン戦 日本ハム7-1ロッテ(3月8日、ZOZOマリンスタジアム)

五回の第3打席で初対戦 右前打に沢村から「ナイスバッティング」

 沢村先輩から打った! 日本ハムの五十幡亮汰外野手(24)が8日、ロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」で先発し、3打数3安打2盗塁と本領を発揮した。ハイライトは五回の第3打席。高校(栃木・佐野日大)、大学(中大)の大先輩・沢村拓一投手(34)と初対戦し、右前打を放った。

 「佐野日大と言ったら沢村さんが出てくる。大学の試合を見に来てくださったことがあって、その時にあいさつしたことがあります。打った後にナイスバッティングと声をかけていただいたので、うれしかったです」

試合前から意識 打席でヘルメットを取ってあいさつ

 試合前の練習時から、「常に探していました」と存在を意識していた。高校、大学の直系の先輩。当然、あいさつに行く予定だったが、右腕が登板準備をしていたこともあり、実現できなかった。代わりに、五回先頭で打席に入った際、敬意を込めてヘルメットを外した。

 1球目は153キロの直球を見送り、カウント1ー0から2球目の151キロを強振。捉えた打球は右前で弾み、塁上で笑みがこぼれた。米メジャーから3年ぶりに日本に帰ってきた沢村にとって、この日が復帰後初の対外試合。その最初の打者として打席に立ち、貴重な経験を積んだ。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい