ファイターズ
旭川出身の大阪桐蔭高・松浦を7位指名「夢をもらった球団」
小6時にファイターズジュニア所属
旭川育ちの最速150キロ左腕・松浦が7位指名を受けた。「小さい時から試合を見て、プロになるという夢をもらった球団」と、涙を流して喜んだ。
再びファイターズのユニホームに袖を通す。松浦は、北海高で外野手として甲子園に出場したこともある父・吉仁さんが日本製紙石巻野球部時代に宮城・石巻市で生まれた。小2で旭川に移ると、同6年時にはファイターズジュニアに選出。旭明星中1年時には、U―12で世界一も経験した。高校進学は日本一を目指し、「北海道代表のつもりで」と日本屈指の強豪・大阪桐蔭の門をたたいた。
同校ではすぐに頭角を現し、1年秋にベンチ入り。2年夏の甲子園交流大会で聖地のマウンドを踏んだ。今春、今夏とエースとして甲子園に出場も、目標は果たせず、涙をのんだ。
186センチ、95キロの身体から繰り出す直球が大きな武器。「日本を代表する左投手になりたい」。高校時代に果たせなかった夢を、今度は北海道で目指す。
■プロフィール
松浦 慶斗(まつうら・けいと) 2003年7月1日、宮城・石巻市生まれ。左投げ左打ち。旭川新富小6年時にファイターズジュニアに選出。旭明星中3年時に旭川大雪ボーイズで全国8強。大阪桐蔭高では1年秋に背番号15でベンチ入り。2年時に150キロをマーク。母方のいとこにソフトバンクの古谷優人投手。186センチ、95キロ。家族は両親と兄。