ファイターズ
それぞれの思いを巡らせて古巣に乗り込む伏見と江越 10日から阪神、オリックス戦
千葉・ZOZOマリンで練習後、関西へ移動 それぞれ古巣との対戦に闘志を燃やす
それぞれの思いを抱いて、かつての本拠地に乗り込む。日本ハムの伏見寅威捕手(32)と江越大賀外野手(29)が9日、千葉・ZOZOマリンスタジアムの室内練習場で行われたチーム練習に参加。フリー打撃などで汗を流した。10日からは甲子園で阪神2連戦、12日には京セラドームでのオリックス戦を予定。昨季まで所属した古巣との対戦へ向けて闘志を燃やした。
伏見「楽しみな気持ちが強い。倒さないといけない相手」
互いの手の内を知り尽くしているから、今持てる実力を素直にぶつけていく。FAで移籍した伏見はシンプルな思考で昨季の日本一チームに挑む。「オリックス時代は自分の攻め方はこうだとか、逆にこうやってやられたら嫌だとかを聞いている。お互いやりにくさはあると思うけど楽しみな気持ちが強いですね。去年の優勝チーム。倒さないといけない相手です」。慎重に言葉を選びながら、元チームメートたちとの対戦を心待ちにした。
悩みに悩み抜いて地元・北海道球団への移籍を決断した。最後まで後ろ髪を引かれた古巣に、今でも特別な感情を持っている。そんな伏見に対して、昨季まで共に戦い2年連続リーグ優勝を達成したオリックスの中嶋監督は、移籍後の心構えを説いたという。