ファイターズ
《ハム番24時》3月13日
偶然なのか、必然なのか―。ポンセが14日、新球場「エスコンフィールド北海道」で行われる初のオープン戦で先発する。今月1日、同球場の初練習でも打撃投手を務め、一番乗りでマウンドに上がっていた。投手なら誰もがうらやむような〝おいしい役回り〟が巡ってきている。
コロナ禍で制限されていた応援も全面解禁され、ファンの声がダイレクトに伝わる。ホームの熱い後押しに応えるつもりで「たくさんのお客さんの前で登板できるのは、光栄に思います。みなさんの声援が僕の力になるので、しっかり楽しみたい」と目を輝かせた。
試運転を終えているマウンドもお気に入りだという。「僕としては完璧なマウンド。硬くて、何回投げても何球投げても掘れにくいというところは感じました」。テンションが上がる要素は揃っている。昨季、投手の力だけでは難しいと言われるノーヒットノーランを成し遂げ、脚光を浴びた。〝持っている男〟のアドレナリン全開のパフォーマンスに注目している。