ファイターズ
【プレーバック】オープン戦 西武3ー1日本ハム(3月14日、エスコンフィールド北海道)
エスコン初の対外試合を白星で飾れず ルーキー矢沢はリアル二刀流披露
日本ハムは本拠地の新球場「エスコンフィールド北海道」で初の対外試合に臨み、1―3で西武に敗れた。打線は三回、相手守備の乱れに乗じて1点を奪うのがやっと。トータル3安打で、西武が送り出した5投手を攻略できなかった。
投げては先発のコディ・ポンセ投手(28)が3四死球と制球に苦しみ、味方失策もあって2回⅓を2安打2失点(自責点1)。ルーキー右腕の金村尚真投手(22)は3番手で四回から登板し、4回を3安打3三振の1失点と存在感を示した。
ドラ1ルーキーの矢沢宏太投手兼外野手(22)は投打同時出場する〝リアル二刀流〟を披露した。五回に代打で登場した後に右翼の守備に就き、八回にはマウンドへ。1回を無安打無失点に抑えた。
■新球場での初対外試合に先発し、2回⅓を2安打2失点(自責点1)のポンセ
「たくさんのファンの方々がいた。うれしさとありがたみを持ちながら登板した。球場自体はユニーク。メジャーの球場にも似ている。開幕に向けて、これからしっかりと調整していきたい」
■5番手で最終九回に登板し、1安打無失点に抑えた田中正
「とにかく結果を出さないといけない立場。自分が持っているものを一球一球、全部出すことの繰り返しになる」