札幌MF浅野 残雪の宮の沢に「やっぱ寒い。(でも)『最高だ』って奨太が言ってました」
18日G大阪戦で2連勝呼び込む
北海道コンサドーレ札幌は、今季初の2連勝をかけて18日にG大阪と対戦(パナスタ)する。MF浅野雄也(26)ら新加入組も宮の沢で本格的な練習をスタート。12日の横浜M戦(札幌D)では惜しくも2戦連続得点を逃したが、完封勝ちの勢いに乗って今季2点目で2連勝を呼び込む。
練習からたくさんの人に見られるのは「ありがたい」
残雪が目立つ宮の沢2日目(15日)はピッチを3/4程度に狭め、パス交換から相手を崩す練習などを行った。三重県出身で雪は珍しくはないそうだが「やっぱ、寒いですね」と苦笑いを浮かべた。練習拠点の感想を聞くと「『冬になると雪化粧、秋になれば紅葉、春になれば桜になるんで、最高だと思います』って(西野)奨太が言ってました(笑)」と影で操られたことを〝暴露〟。約2カ月のキャンプ生活で、すっかりチームに溶け込んだ様子だ。詰めかけた多くのサポーターの姿には「やっぱり、たくさんの人に見られると、自分たちのモチベーションも上がりますし、練習からそういう環境の中でできるのはありがたい」と満足した様子だ。
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「道、覚えなあかん。わかんないんす」
札幌では奥さんと生後約半年になる長男との3人暮らし。まだ引っ越しの荷物が片付いてなく「家をなんとかしないとあかんのと、道っすかね、覚えなあかんのは。同じような道がいっぱいあるんで、わかんないんす」。これから、ゆっくり北の大地を満喫していく。
前節のシュートミスを反省
ピッチでは日に日に存在感を増している。開幕から2試合連続先発出場。後半から出場した第3節新潟戦は、1点ビハインドの後半34分に貴重な同点ゴールを決め勝ち点1に貢献した。スタメン3試合目となった横浜M戦では、1-0の前半41分に右サイドのFW小柏がゴール前へ出したパスに抜け出し、相手GKと1対1。左足のシュートは惜しくも枠の外で「課題が出た試合やなと思います。やっぱりフィニッシュの精度、そこに尽きる」と悔しがった。
「点を取ってチームを助けるのが自分の仕事」
昨季のG大阪戦は1勝1分と負けなし。「ガンバは全体的に組織の強さだったり、伝統たるものはありますけど、サッカーは一つのプレーで覆せるもんだと思っている。前の選手は、やっぱり結果でチームを助けていきたいし、そういうプレーをどんどん増やしていきたい。途中交代でも0-0や0-1で負けてる時とかに出て行って、点を取ってチームを助けるのが自分の仕事」。チームを連勝街道に導くために背番号18が臨戦態勢を整える。