ファイターズ
2023/03/15 21:55

開幕投手の加藤貴 オープニングゲーム想定の一戦で満点〝快投〟

先発し五回を1安打無失点に抑えた加藤貴(撮影・桜田史宏)

■オープン戦 西武1ー2日本ハム(3月15日、エスコンフィールド北海道)

わずか48球で5回1安打無失点 伏見との相性もバッチリ

 開幕投手を務める日本ハムの加藤貴之投手(30)が15日、エスコンフィールド北海道で行われた西武とのオープン戦に先発登板。5回1安打無失点の快投を披露した。打者15人に対して要した球数はわずか48球。持ち前の制球力を生かした省エネ投球で相手打線を封じ込めた。「本番を想定して一人一人、相手に向かっていきました」と、開幕戦の予行演習は済ませた様子。頼れる左のエースは今季を占う一戦へ向けて順調な仕上がりを見せた。

 ファンの声援が注がれる新球場のマウンドで淡々と腕を振り続けた。バッテリーを組んだ伏見のリードに身を委ね、ミット目がけて全力で投げ込んだ。「配球が良いので、良い流れができた。野手もしっかりアウトを取ってくれた。どんどんストライクゾーンで勝負できてテンポ良くバッターに打ってもらえた。これを続けていけるように頑張ります」。コンビを組むのは2回目だが、あうんの呼吸で凡打の山を築き上げた。

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