《SHINJOの信条》こういう勝ち方をすれば勝ち癖もつくし、自信もつく
■オープン戦 西武1ー2日本ハム(3月15日、エスコンフィールド北海道)
―新球場初勝利
「良い勝ち方をしましたね」
―追い込まれてからの対応
「まあホームランを打てなかったのが、ちょっと悔しいですね。本人が一番うれしいんじゃないかな」
―序盤から苦しい展開となった
「まあ、でもこういう試合もあるしね。守りをしっかりして、加藤君もいいピッチングしてくれたし、ほかのピッチャーもいいピッチングしてくれたし、良かったです」
―加藤貴が好投
「伏見くんがどういうリードをするかなっていう期待も込めて、きょうバッテリーを組ませて。ここ(開幕戦)は、宇佐見君か伏見君か、さあどっちでいこうかと悩んでいますね」
―加藤貴は開幕投手の緊張があるように感じたか
「全然心配していなかったし、もっと打たれなさいと言っていました。この間も前回も抑えて、抑えるなって言った。どんどん打たれろ。もう全然心配していない」
―宮西も好投を続けている
「いいっすよね、ずっと。マウンドでの雰囲気が一番いいし、今年に懸ける気持ちっていうのがものすごく伝わってくるし、頼りになります」
―勝ちにこだわってきた
「勝ち癖をつけるということはキャンプの初日から言っているので。こういう勝ち方をすれば勝ち癖もつくし、自信もつくし、素晴らしい試合をしていきたい」
―ファンが入った新球場での試合はどうだったか
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「早く満員での雰囲気を見てみたいし、まだ人数制限で1万5000人っていう制限がかかっているんですけど、早く(満員のスタンドを)見てみたいなと思います」
―エスコンフィールドについて、あらためて
「世界一の球場なので…。新時代をつくるために、1歩ずつ前進していきたい」
―この球場でどんなチームをつくっていくか
「世界一のチーム、勝ち続けるチームをつくっていきたい」
―江越に関して、大事をとって下(2軍)にという考えもある中で起用している
「ないです。あの足、やっぱ戦力になるし。やりながら(骨を)ひっ付けて、その間にコツをつかむっていう方法をとりましたね。そんなにしょっちゅうはスタメンでは出せないですけど」
―最近、三振が増えていたのは、骨折の影響か
「それは痛いと思うよ。どうか分からないそれは。どっちが本当なのかは分からんけど、こういうふうに結果出たら痛みもね、痛いだろうけど、ちょっと和らぐというか、気持ちの面でね」
―伏見は左投手のリードがうまいと言っていた。加藤貴をリードしてどうか
「加藤君の場合はちょっと分からんよ。全てが良いから、もうキャッチャー(のサイン)に首振らないでしょ、彼。サインが出たとしても加藤君なりにそこで打ち取るテクニックを持っているから、これが清水君でもポンポンポンっていっただろうし。うーん、ね。アリエルでもそうなのかなー(笑)」
―オープン戦の時期は打たれた方がいいか
「もう打たれて打たれてどんどん打たれて。あ、こう投げたら打たれるっていうのを分からせたかったっていうのはある。で、ちょっと外せばいいだけだし、そこからね。だから最初(序盤の実戦)でホームランを打たれていたじゃないですか。よしよしと思って見ていましたね。そこから修正していくテクニックを持っているから、ま、そういうピッチャーですよ。たまに打たれる時はあるしね。ボール的には打ちやすいボールなんだから。それが彼の投球術、打ちやすいボールに見えるんだけど、打ち損じるっていう」
―エスコンは難しい球場か
「ちょっと面白い球場かもしれないですね。清宮君のも、うわ、行ったって思う打球なんだけど、あんまり飛ばないし、キャッチャーのスローも風の影響か、ちょっとシュートしていくような気もするんですよね」
―風があるのか
「いやあ。投球練習のスローイングを見ても何かあるんじゃないかなって。まあエラーも増えますよ、ここ。打球来ないしね」
―これを味方にすれば
「そうなんですよ。敵にしたら、一番試合数が多いから大変なことになるけど。でもね、芝を2日に1回ぐらい刈ってくれているらしいんですよ。多少は短くなったなっていうふうに思っていたら、やっぱり刈ってくれていて」
―バントも止まるか
「止まる止まる」