ファイターズ
2023/03/19 00:15

清宮 12球団トップタイ4号2ランも守乱を猛省 リーグ開幕へ攻守でレベルアップ期す

四回1死一塁、左越え2ランを放った清宮が中田翔(右)の守る一塁ベースを回る(撮影・松本奈央)

四回に逆方向へ豪快2ラン 守備では七回に手痛いタイムリーエラー

 12球団トップタイ4号も…。日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が18日、巨人とのオープン戦(東京ドーム)に「5番・三塁」で先発し、四回に左越え2ランを放った。しかし、3ー4と1点ビハインドで迎えた七回に適時失策を犯し、チームは4ー5と1点差で惜敗。慣れない三塁守備に苦戦を強いられ、試合後は反省ばかりが口をついた。

 開口一番、「エラーについてですか」と自ら切り出した。逆方向へかっ飛ばした豪快なアーチよりも、守りのミスが頭を占めた。1点を追う七回2死一、三塁。中田の三ゴロを前にはじくもすぐさま拾い、一塁でアウトにできるタイミングだったが、送球が左にそれて追加点を奪われた。「ちょっと引っかけてしまいました。最悪です。やっぱり、ああいう展開でミスした方がこうやって負ける。最後1点、追いつかないんだなって思いました」。手痛い失策が負けに直結した現実を受け止め、再発防止を誓った。

慣れない三塁の守備 グラブは野村のものを使用 技術向上に励む日々

 一塁が本職で、三塁はほぼ経験がない。グローブは野村のものを使用している。それでも「慣れないですけど、やるしかないです」と言い訳はしない。飯山内野守備コーチから「グローブを出すのが一拍、遅れることがあるので、早くグローブを出せるように準備することを言われています」と日々指導を受け、必死に技術向上に励んでいる。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい