都内で「山下本気うどん」のフランチャイズ募集開始記者発表会に出席

　侍ジャパンに新庄流エールだ。日本ハムの新庄剛志監督（５１）が２０日、東京・渋谷区で自身がブランドアンバサダーを務める「山下本気うどん」のフランチャイズ募集開始記者発表会に出席。ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の準決勝を２１日（日本時間）に控える日本代表に「もう世界一、決まりじゃないかな。それしかないですね」と太鼓判を押した。

「８－７で日本がアメリカに勝ってくれたら、一番面白い試合になる」

　日本ハムからただ一人選出されている伊藤には「ファイターズ代表、北海道代表として、彼本人は誇りを持って、侍に入っている。彼は一番、強い気持ちを持った選手だし、マウンドに立って、どこの場面でも使える選手ということは栗山監督も言っていた。彼なら、マウンドに立ったら抑えてくれると信じています」と信頼を強調。「８－７で日本がアメリカに勝ってくれたら、一番面白い試合になるんじゃないかな」と理想の試合展開を想像し「今、野球が盛り上がっているので、さらに盛り上げてもらって、優勝して帰ってくることを信じています」と期待した。

うどん作りにも挑戦し　最後は改めてスタートダッシュ宣言「５０勝を最速でつかみたい」

　イベントでは人生初の「うどん作り」に挑戦。自身がこよなく愛する同店の「白い明太チーズクリームうどん」を手際よく完成させた。創業者のインタビューマン山下とは旧知の仲。「山下本気うどんから、新庄本気うどんに変えたら、もう大成功するんじゃないかな。怒られるか。新庄マジうどんがいいかな」と〝改名〟を提案し、会場の笑いを誘った。

　監督に就任して２年目のペナントレースがまもなく始まる。「シーズンは１４３試合ではなくて、うちのチームは（最初の）５０試合、６０試合。若くて経験がないチームなので、スタートダッシュを決めないと。ここで勢いをつけるために、５０勝を最速でつかみたいなと思います。それにかけます」と目標を設定。「これがクリアできたら、若いファイターズの選手たちが勢いに乗って、ガツンと行ってくれると思う。８５勝にいったら優勝を手にすることができる。気合入っています。かなり」と力を込めた。日本一だけを目指す２０２３年。昨季とはひと味違う〝本気〟の采配で、新球場を熱く盛り上げる。