プロ野球
2021/10/12 15:54

北海高・大津が巨人育成10位 支配下で木村と対戦熱望

巨人に育成10位で指名された北海高の大津

母へ感謝 結果残して親孝行したい

 北海高の“扇の要”が巨人育成10位で指名を受けた。大津綾也捕手(3年)は「やっと来た。やった~と思った」と吉報に安堵(あんど)した。
 大型左腕・木村を支え、名門チームを引き締めた。そして、進路は最高レベルでの挑戦を選択。育成指名となり、まずは支配下選手になることが一番の目標となる。大津は「(支配下まで)はい上がって木村と対戦できるように」と、静かな闘志を燃やした。
 女手一つで育ててくれた母への感謝でいっぱいだ。「18年間、苦労と迷惑をかけてきた。これから結果を残して親孝行したい」。そのためにも実力の世界で開花する―。準備はできている。

■プロフィール

大津 綾也 (おおつ・りょうや)2003年5月28日、せたな町生まれ。北檜山小1年で野球を始め、同6年時に日本ハムファイターズジュニアに選出。北檜山中までは内野手一筋。北海高では2年夏から本格的に捕手へ転向。強肩の送球が売りで、今春、今夏の甲子園では正捕手として出場。174センチ、68キロ。右投げ右打ち。家族は母。

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