７年ぶりにリニューアル　近藤健介や糸井嘉男らが〝加入〟

　日本ハムが２軍本拠地・鎌ケ谷スタジムにある球場外壁バナーのデザインを７年ぶりにリニューアルした。３月２１日の本拠地開幕戦に合わせ、イースタン・リーグ・楽天戦の試合前に除幕式が行われた。同球場の外壁に掲出されているバナーは「スカウティングと育成で勝つ」という球団理念の下、この球場からプロの第一歩として修業を積んで巣立っていったスター選手、あるいはゆかりの深い選手たちをたたえるもの。現役・ＯＢ・他球団への移籍組を問わず、レジェンドたちの足跡を後世にも語り継いでいくことがコンセプトとなっている。

　米大リーグで活躍するダルビッシュ有投手（パドレス）、大谷翔平投手（エンゼルス）といったビッグネームに加え、今年から新たに移籍組として近藤健介外野手（ソフトバンク）、ＯＢとして糸井嘉男氏らが登場。謎の二刀流キャラクター「ＤＪチャス。」は「何よりこの記念すべき除幕式の日に侍ジャパンがメキシコに逆転サヨナラ勝ちしたことがうれしい。ダルビッシュ有選手、大谷翔平選手、近藤健介選手といったこの鎌スタのレジェンドに刻まれている英雄たちが、野球もそうだけど、みんな立派な大人として振る舞い、チームのために献身的にこの大会（ＷＢＣ）で躍動している姿が本当に誇らしいよね」。リニューアルしたバナーを見上げ、感無量の様子でコメントしていた。