コンサドーレ
札幌MFルーカスが全体練習に完全合流 25日ルヴァン杯・磐田戦に「準備したい」
■3月21日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
沖縄キャンプ終盤にミニゲームで右太もも裏を負傷 妻の献身的なサポートも光った
頼もしい男が帰ってきた。右太もも裏の肉離れで離脱していた北海道コンサドーレ札幌のMFルーカス・フェルナンデス(28)が21日の全体練習に完全合流し、ケガからの復活を印象づけた。急ピッチで状態を上げ、早期の試合復帰を目指す。25日にはルヴァン杯の敵地・磐田戦(ヤマハ)を控えている。ルーカスは「監督が決めることではあるけど、(出場する)準備はしたい」と意気込んだ。
「みんなと一緒にやれて最高の気分」 笑顔でフルメニュー消化
全体練習に加わったルーカスは、フルメニューを消化。練習中には何度も笑顔を見せた。「今回のケガは(復帰まで)ちょっと長くなってしまったけど、みんなと一緒にやれて最高の気分」と汗を拭った。祝日で多くのサポーターが見守る中、精力的に動き回り、回復ぶりをアピールした。
沖縄キャンプ中の2月3日、ミニゲームの終盤で右太もも裏を負傷。初めて痛めた箇所だったが、「サッカーではよくあること」と気持ちを切り替え、回復に努めた。妻の献身的なサポートも大きかった。「離脱していたときは、料理もそうだし、話し相手になってくれたり、1人ではなかった。助かってます」と感謝した。