ファイターズ
2023/03/21 21:05

田中正 笑顔で古巣斬り ソフトバンク相手にリリーフで1回パーフェクト

七回をパーフェクトに抑え、ベンチへ引き揚げる田中正(右)と伏見(撮影・大石祐希)

■オープン戦 ソフトバンク0ー5日本ハム(3月21日、エスコンフィールド北海道)

七回に3番手で救援登板 24球投じるも根負けせず3者凡退

 日本ハムの田中正義投手(28)が21日、エスコンフィールド北海道で行われたオープン戦で、古巣のソフトバンク打線と初対戦した。七回に救援登板し、24球を費やしながら1回を3者凡退で切り抜けた。粘られても強気の姿勢を崩さず「結果を恐れて腕を振れなくなるのは一番良くない。良いボールを見てもらおうと思って投げました」と充実感を漂わせた。

 青と白のユニホームを着て、かつての仲間と向き合った。150キロを超える直球を軸に組み立て、魂を込めて投げ込んだ。ファウルで粘られ、根比べとなったが、一歩も引かなかった。年齢の近い栗原、上林との好勝負で感情が揺さぶられ「決着がつかない投球だったので、難しいなと思いながらも、もっともっとうまくなっていきたい」と自然に欲が出た。

新庄監督のアドバイスで心機一転 「緊張しすぎず、リラックスしすぎず」

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