■オープン戦　ソフトバンク０―５日本ハム（３月２１日、エスコンフィールド北海道）

―江越がスタメンのはずが
「江越君は脱毛行ったから外したんです（笑）。ちょっとね。足、右足をストレッチを結構、ずっとしていたらしくて、それで右足のところ伸ばしすぎたのかな（笑）。まあまあでも、彼は手も骨折しているし、ちょっとおかしかったら無理させないようにはしています」

―大きなケガではない
「大きいのかな？どうなのかな？ちょっと分からない」

―北山が２イニング、ゆくゆくは前で？
「中でロングという意味で。でも、彼は１回より、１回、２回投げさせた方がつかめるんじゃないかな、という建山コーチの考えがあって。で、投げさせていいですかと。もちろんって。きょう良かったし、田中正義くんも２球目かな？　外の真っすぐ、あれを１０球連続投げてくれないかな？　ハハハ。ビシビシでしょ。あれは打てないでしょうね。表情も良いしね」

―田中正が笑顔でプレー。新庄監督も現役時代は笑顔でプレー
「めちゃくちゃしていましたね～。怒られるくらいしていましたね～」

―一回、一走の五十幡が犠打で三進を狙った
「あれね。あれ、そうそう。ちょっと一回、試したかったんですよ」

―２つサイン
「そう。サイン。矢沢君がサードに取らせて、キャッチャーに取られたんですけど、サードに取らせて、きょうはタイムを測っていた。ファーストランナーがサードに取らせて、セカンドにスライディングして起き上がって、サードに走ったタイムと、あれめちゃくちゃ難しいんですよね。ディレードスチールをして真っすぐ走りながら、セーフティーしたかったらセーフにならないといけないし、セーフティーしたら、ちょっとオーバーランをしてサードに走らないといけない。スライディングしてサードに走るタイムと、オーバーランしてサードに走るタイムを測ったら、オーバーランした方が１秒くらい速かった。サードに取らせたら、面白いタイミングになるし、何がポイントかというとファーストが慌てる。ワンバンになっていたし、とりあえず練習で。一回にあの場面が来たので。いろいろまだありますよ。出していないものは」

―セーフティーバントを何回も

「あれもね。芝の死に具合、打球の死に具合と、ちょっとサードの栗原君のグラブで取るのか、素手で取るのか、送球はどうなのかというところを見たかったし、むちゃくちゃ前に来ていたね。それでもやってくれって」

―石井のセーフティー。エスコンヒットか
「いや、どこの球場でもたぶん完璧。左ピッチャーだったので、どれくらいできるかなって。一、三塁をつくろうと。もう一回、伏見君にセーフティースクイズを出したら、見逃されて。その後エンドランをかけようと思ったら、内野が前に来ていて、あそこでこの球場ならどうなるのかなって、エンドランでやってみたかったけど。とりあえず打てに変えて。いろいろやってみたいことが結構出てくる球場なので。ためておきたいですね。ここという時に、ＡパターンからＦパターンまである。ハハハッ」

―ＷＢＣは
「見た。見た。さすがですよね。大谷君のあのケースで初球を振るっていう。コメントで塁に出ることは間違いないとハッキリ言うのはさすがだなって思ったし、あそこね。一、二塁で村上君がバントを考えたというところで、栗山さんが城石コーチに君に任せたと、その言葉でよしっという気持ちで村上君が打ったという。すごい勉強させられた試合だし、コメント。俺なら…大谷君に三盗させたかな（笑）。足速いしね。彼は。まずは同点ということで、あそこで周東君を代走に送って勝ちにいったところはさすが栗山さんだなと思いました」

―あしたの決勝戦は８－７？
「ハハハッ。きょうは何対何でしたっけ？　いや、本当、４対３（？）も面白いですけど、８対７でね。これは分からない。あしたも同じ時間？　誰、投げるのピッチャー？　まだ出ていない？　まあ誰が来ようがね。やることは一つなので。何かこう必死さが、高校野球を思い出させるような、全員が一つになって勝ちにいく姿勢。ベンチの盛り上がりもそうだし、野球って一つのきっかけで盛り上がりとか、表情とかアクションとかで、みんな乗って、勝ちをつかむという素晴らしいスポーツだなと思いました。ですかね。はい。お疲れ様でした」