ファイターズ
侍前監督の稲葉GM「これぞ日本の野球」世界一メンバーを祝福
選手で2009年にWBC制覇 21年東京五輪では日本代表率いて金メダル
現役時代の2009年にWBCで優勝を経験し、監督として21年の東京五輪で日本代表を金メダルに導いた日本ハムの稲葉篤紀GM(50)が22日、エスコンフィールド北海道で報道陣の取材に応じ、WBCを制した侍ジャパンのメンバー、スタッフを祝福した。
一問一答は次の通り。
―WBC決勝を通して感じたことは
「見ていました。ずっと見ていました。いろんな思いを背負い、栗山監督もプレッシャーがあったと思います。これだけ日本中が熱狂する野球になったのは、久しぶりだと思います。その中で世界一をまた勝ち取った。本当に感動しました。おめでとうございます。私は、WBCの監督は経験がありません。(シーズン開幕直前の)この時期ですし、けがもさせられない。その中で、チームが一つになって、これぞ日本の野球だというものを見せていただけた。素晴らしいチームで素晴らしい試合でした。本当にありがとうございました、という気持ちです」
―選手が喜んでいる姿を見て、14年前のWBC優勝を思い出したか
「そうですね。あの時も監督、コーチを含めて、本当に全員が一つになってね。当時はイチロー選手がまとめてくれて。野手の決起集会もやりましたし。今回はダル(ダルビッシュ)が食事に誘ったり。しっかり引っ張る選手がいて、一つのチームになっていく。結束力が日本の素晴らしさ、いいところかなと思います。今回はヌートバー選手もいました。そういう中で、みんなが一つになってやっている。すごくいいチームだなと感じましたね」
―東京五輪の金メダルメンバーが多かった。今回も監督目線で見守っていたのか