ファイターズ
杉浦が九回2死に同点2ラン浴びる 痛恨ドロー
■日本ハム4ー4ロッテ(10日、札幌ドーム)
勝利までアウトあと一つだった。日本ハムは10日、札幌ドームで2位・ロッテと対戦。西川の適時打などで2点リードし、九回を迎えたが、抑えの杉浦が2死一塁から、ロッテの8番・岡に痛恨の同点2ランを被弾。今季初の同一カード3連勝が目前まで迫っていたが、4―4の引き分けに終わった。
試合後、栗山監督は「現場としては現場としてね、考えることは考えます。こちらとしたら杉浦を出しているので」とクローザーを責めることはなかった。
光も感じられた試合だった。先発の加藤が6回1失点と好投すると、「2番・左翼」で先発した西川が適時打やファインプレーを見せるなど、攻守に躍動。流れを引き寄せた。指揮官も「気持ち的に負けているっていうのは、許されないんでね。必死にやろうとしている感じは出てきている」と手応えを感じている。
きょう11日のドラフト会議を挟み、あす12日からは10連戦へと突入する。栗山監督は「選手たちも体がしんどいと思うけど、一試合一試合、必死になってやっていきます」と力を込めた。