《SHINJOの信条》キャンプから今までで一番理想、最高の勝ち方
■オープン戦 ヤクルト1-3日本ハム(3月24日、エスコンフィールド北海道)
―接戦をものにした
「キャンプから今までで一番理想、最高のね(勝ち方)。ピッチャーが1安打、フォアボール2個、エラー0。で、8安打。八回の裏にエンドラン決めて点を取って、九回は石川君が3人で終わりっていうこの勝ち方は最高でしたね。あそこのエンドランね、五十幡君が走る走るっていうところで、真っすぐでボール、ボールの後の。イメージ的には真っすぐをライト前に打ってもらって一、三塁。あれフォークだったらしいんですけど、ボール球をね、うまく引っ張って。ファーストがベースに付いているから(一、二塁間が)広いんでね。あそこにね、打ってくれたのはでかかったですねー。で、松本(剛)君のあの浅いライトフライで、ギャンブルのスタートを切る五十幡君が最高でしたね。あれは。宮西君もね、ずっとキャンプから雰囲気あるしね。ボールも良いし、去年とリリースポイントがだいぶベース寄りに。拳1個半分ぐらい、俺の感覚で。だから、バッターが見づらくなって、チェンジアップ、スライダーに手を出すっていう。ちょっとしたことだと思うんすよね。それを彼が。ちょっと昔の宮西君は分かんないんですけど。そういう感じで真っすぐも速かったですよね。納得ですよね」
―金村が素晴らしい投球を披露した
「もうバファリンですね。安心して。安心して見てられるというね。バファリンじゃない、バファリンは優しさだっけ?まあまあ、あれもうまかったですよ。バッターのオスナ君が。あれちょっとボール気味の高めのね。あれはもうもうバッターがうまく打って。自分でクイックもするしね。うーん。こっちからこうクイックしてほしいっていうサインを出すこともなくね」
―コントロールも良かった
「まあまあ、コントロールはね、もともと良いということは知っていたので。(四死球は)トータルで3つ?それくらいしかしてないんじゃない?キャンプから。たぶん。3つか4つくらいの記憶しかないですね。手元で、ベース盤で初速と終速が変わらないというところがバッターが打てそうで打てない。まあフォークもいいしね」
―68球、本番ではもっと長いイニングを想定しているか