ファイターズ
2023/03/25 21:35

上沢 エスコン初登板で6回2失点 「札幌ドームより投げやすい」 開幕2戦目へ準備OK

上沢がヤクルトとのオープン戦でエスコンフィールド初登板を果たした(撮影・松本奈央)

■オープン戦 ヤクルト2ー1日本ハム(3月25日、エスコンフィールド北海道)

脱力フォームで序盤は納得の投球 「真っすぐでもファウルを取れた」

 開幕2戦目へ、新球場チェック完了! 日本ハムの上沢直之投手(29)が25日、ヤクルトとのオープン戦でエスコンフィールド初登板を果たした。先発で今季最長の6回94球を投げ、7安打2失点。2本のソロ本塁打を浴びたが、力感のない〝脱力フォーム〟で5三振を奪った。新たな本拠地のマウンドは「すごく投げやすかった。傾斜もしっかりありますし、札幌ドームより投げやすい」と相性抜群。先発予定の4月1日・楽天戦(同)に向け、準備は整った。

 リラックスした投げ方とは対称的なキレのあるボールが次々とミットに収まった。一回から四回まではテンポ良く無失点。「力を入れると、僕の心地よくないフォームになることが多いので、とにかく無駄なところに力を入れないように意識した。意外とそんなに力を入れていないわりに、真っすぐでもファウルを取れてましたし、いいんじゃないかなと思います」と手応えを口にした。

広い札幌ドームとの違いを実感 注意点をしっかりとインプット

 札幌ドームとの違いを肌で感じ、収穫を得た。「座席とフィールドが近いなと思いましたね。今までの景色と全然違う」。五回には内山の右翼への飛球が低いフェンスを越え、ブルペンに着弾する本塁打となり「やっぱり球場が少し狭かった。あの当たりだと入るんだなというのをすごく感じました。ああいう一発を気をつけないといけない」と注意点を頭にインプットした。

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