伊藤 試合前にブルペン入り WBC世界一の次はリーグ優勝へ「僕はもう気持ち切り替わっている」
宇佐見を相手に48球 「実戦やりながら良い感じに持っていけたら」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に貢献した日本ハムの伊藤大海投手(25)が26日、エスコンフィールド北海道で行われたヤクルトとのオープン戦前にブルペン入り。宇佐見真吾捕手(29)を相手に変化球を交えて48球を投げ、練習後に報道陣の取材に応じた。
一問一答は次の通り。
ー久しぶりにNPB公式球で投球練習を行った
「可もなく不可もなく。ちょっと小さいので、ボールを握りにいっちゃいます。でも、全然すぐ慣れると思います」
―変化球を投げていて違いは
「ちょっとなんか曲がりが全部だらしないかなっていうか、ぶわーってしているかなって。はっきり動かせてない感じがまだあるので、そこだけちょっと。実戦やりながら良い感じに持っていけたらと思います」
ー新本拠地のブルペンで初めて投げた
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「違和感はないですけど、投げている時にバラード(の曲を)かけるのはちょっとやめてほしいです(笑)。全然、乗ってこないです。もうちょっと明るいやつかけてほしい(笑)」
ー昨季からバッテリーを組む宇佐見がボールを受けた
「たぶん、山田(勝彦バッテリー)コーチの指示で。きょうは自分が投げることにすごい集中していたので、投げた後にいろいろと『何か変わったことある?』みたいな会話ができたので、それをまた詰めていきながらできたらと思います」
ー28日に平塚で行われるイースタン・リーグのDeNA戦に先発する
「球数と力感と、1イニングと長いイニングだったら出力の出し方も変わってくる。40球くらいの設定だと思うので、しっかり40球投げきって、3回、できれば4回と投げられるようにしたい」
ー25日に行われたヤクルト戦の試合前には、世界一の凱旋セレモニーが行われた
「でも、終わったことなので。僕はもう気持ち切り替わっている。セレモニーしてくれるのはありがたいですけど、またより頑張ろうという気持ちになりました」