サポートを必要とする子どもたちや夢にチャレンジする人たちのために　

　日本ハムは２９日、伊藤大海投手（２５）がエスコンフィールド北海道に「大海（ひろみ）シート」を設置すると発表した。道内の児童養護施設に入所している人々や、こども食堂北海道ネットワークに入会し活動している団体と子どもたちが対象で、同球場で行われる主催全試合に各４人を招待する。

　同シートは昨年（札幌ドーム）に続く設置で、生まれ育った北海道でプロ野球選手としてプレーできることへの感謝と、北海道の子どもたちがファイターズの試合を通じて夢にチャレンジしたいという気持ちを抱くことを願い、またその思いを後押しすることを目的に伊藤が発案した。

■伊藤のコメント
「さまざまな理由で、サポートを必要とする子どもたちや、大海原へ出るように将来の大きな夢に向かってチャレンジする方たちに、野球というスポーツが夢や希望を持つきっかけになり、プロのプレーがもたらす感動や興奮がこの先の成長、自立につながってくれたらと思い、試合招待を企画しました。大海シートに座って応援してくれる皆さんの声援を力に変えて、２０２３年シーズンも全力でプレーしていきます」