清宮 プロ初開幕スタメン濃厚「野球人生の中でも忘れられない一日になる」
オープン戦で12球団単独トップ5本塁打マーク
いよいよ、覚醒の時だ。日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が29日、エスコンフィールド北海道で行われる楽天との開幕戦に備え、同球場で前日練習を行った。オープン戦では主に「5番・一塁」で起用され、12球団単独トップの5本塁打をマーク。プロ6年目で初となる開幕スタメン入りが濃厚だ。「今までいろんな試合に出させていただきましたけど、あした(30日)の試合は本当に特別な一試合になる。自分の野球人生の中でも忘れられないような一日になるはず。絶対に勝ちたい。記憶に残るような良い試合ができれば」とメモリアルゲームでの必勝を誓った。
昨季は軒並みキャリアハイの数字を叩き出し、今季はさらなる飛躍が期待される。チームの主軸を任されれば重圧も増すが、幼少期から注目されてきた分、プレッシャーへの向き合い方はお手のものだ。「期待されるって、本当に幸せなことだと思う。それがなくなったらもう寂しいし、悲しい。全然僕は(重圧は)ないですね。むしろうれしいです」とポジティブな思考で戦いに挑む。
注がれる期待を力にシーズン突入 豪華アーティストからも刺激
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心の充電は満タンだ。28日に行われた「F VILLAGE STARTING LIVE!」を生で鑑賞し、豪華アーティストたちのパフォーマンスに熱狂した。「INI」や「Travis Japan」の指ポーズをつくりながら「超楽しかったです。ファンになっちゃう。最後にEXILEの皆さんがすごいメドレーで締めてくれて、感動しました」と笑顔を見せた。
次は、清宮自身がファンに感動を届ける番。「野球をやっている僕たちも、こんな感じでみんなが見てくれてるんだなっていうのはすごい思いました。あの舞台で戦う以上はファンの皆さんを喜ばせることができれば最高」と、超満員のスタンドを盛り上げるイメージを膨らませた。
今季の目標はぶれずに40ホーマー 「打って打って打ちまくる」
今季の目標は「40本塁打」。この日も「ずっと言ってるので、そこはぶれずにいきます」とあらためて宣言した。「どんな形であれ、チームに貢献するだけだ。あんまり気負わず、いつも通りいけたら。スタートダッシュはしっかり決めたい。打って打って打ちまくるしかない」。体も心も準備万端の清宮が、新庄監督に新球場初勝利をプレゼントする。