《SHINJOの信条》この負けは痛いですけど、これから新時代をつくってくれると信じています
■パ・リーグ開幕戦 楽天3ー1日本ハム(エスコンフィールド北海道)
―試合を振り返って
「悔しいですね。エスコンフィールドの初戦を何とか。超満員のファンのみんなに勝利を見せたかった。切り替えて。終わったことは仕方ない。あさって(4月1日)やっていきます」
―待望の満員
「まさかこのエスコンフィールドで監督として指揮を執れるとは想像もしていなかった。プレーボールがかかった時にジーンとくるものがあって。選手たちの緊張した顔を見ていたら、ウルっときました」
―セレモニーで下から出てきた
「下から出させてもらいました。球団の方たちに考えてもらった。その指示に従って」
―あと一本が出なかった
「フルシーズン、1年通して戦った選手がいない中、リラックスしろと言うのが難しい。経験を積んで大きくなってもらいたい」
―初得点が4番のバットから
「(六回2死)二、三塁で清宮君が打席に立って初球をファウル。祈るように見ていたんですけど、入ってくれと思いながら」
―加藤貴の投球は
「信頼して送った。きょうはこういう結果になりましたけど、四球を出すくらいなら大きなホームランを打たれろと去年から言っていた。まあ切り替えてくれると思います」
―監督、ファイターズにとって3月30日はどんな一日になったか
「この負けは痛いですけど、これから新時代をつくってくれると信じています」
―緊張は
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「緊張はめちゃくちゃしました。きのうの夜から、オーダーをどうしようか考えてすごい緊張したし。選手の緊張している顔を見てまた緊張したし。やっぱり一生懸命やっているから緊張するわけであって。それでちょっとほぐれました」
―初勝利に向けて
「負けてしまったら、たかが1試合。勝っていたらこの1勝はでかい、ということですね」
―2戦目以降のオーダーは変わるか
「もちろん。きょうはきょうで。最初は首位打者を獲得した松本君に勢いをつけてもらいたいということで。2人で話し合って決めました。またデータとかいろいろ見て、もちろん固めていきます」
―松本剛は去年から新球場で1番を打ちたいと言っていた
「もちろん。もちろん、もちろん。やっぱりね。勢いをつけてくれる選手だし、それに球場も後ろの打者もね。乗ってくれるという期待で、(六回)左中間に打ったような感じのイメージで送り出したというところですかね」
―加藤貴は悪くなかった
「あの~。緊張とかは感じなかったですけど、ちょっと丁寧にいき過ぎているんじゃないかなってというふうには思いました。もうちょっとテンポ良く遊び心を持って、ポンポンってゴロを打たせていくっていう。まあ、開幕のマウンドに立って、何を言っても頭に入らないと思いますし、はい」
―試合前、選手一人一人と握手をした
「去年はしていないしね。今年はもう頼むぞ、このメンバーですごいチームをつくっていくぞというスタートだったので、自分からいこうと決めていました。びっくりした…」
―万波が3打数3三振
「いやいや、もうそりゃ」
―試合前から万波をスタメンでいくと
「言っていない。きょうの(午後)4時にメンバー交換をする。俺が決めたのは(午後3時)58分くらい。それまでうん。考えて、で選手たちを集めて、スタメン発表してという感じです」
―事前に伝えたのは松本だけか
「そうだね。でも、分からんよって。剛にも言っていない。もうもう、選手を集めた時に1番レフト松本剛、ハイ! 気合いが入った返事をしてくれたのでヨシヨシと。これは開幕戦のね。1番バッターにふさわしいのが誰かというところで。松本君にいってもらった。調子いいですからね。1、2、3番。でもジェイ(野村)があのセンターフライの犠牲フライを打って打点を稼いだというところで変わってくれると思う」
―野村の中犠飛で一、二塁走者がタッチアップ
「あれ(守備)、うちだったら怒りますね。ちょっと分からないですけど、うん。うちはあの守備はさせないですね。次の塁に行こう行こうという気持ちは、ずっと去年からやっているところで、あの走塁は素晴らしかったですね」
―試合前にはフリー打撃でセンターに入った
「汗だくになったね。照明の確認とか、自分で捕ってみて、どうかなというところを。簡単だなと思いましたね。はい。いまでもいけるじゃんって。あした練習して、また新たな気持ちであさって。また開幕戦のつもりで勢いに乗って、ガンガン攻めていきたいです」