コンサドーレ
札幌FW小柏 W3戦連続ゴール決めて〝川崎キラー〟襲名だ
■3月31日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は4月1日の川崎戦(札幌ドーム、19時キックオフ)に向けて、11対11やセットプレー練習などで最終調整を行った。
川崎戦ホーム初勝利に貢献
2022年10月1日の川崎戦(4〇3)で決勝ゴールを決め、Jリーグ昇格後初となるリーグ戦ホームゲームでの川崎撃破に貢献したFW小柏剛(24)。先発出場が濃厚で、2つの〝3戦連続ゴール〟がかかる川崎戦で結果を出して〝川崎キラー〟の称号を手に入れる。
札幌サポーターが歓喜に沸いた〝厚別の奇跡〟からちょうど半年。再びホームに川崎を迎える一戦で、勝利のカギを握る存在となりそうなのが、前回の対戦で劇的勝利の立役者となった小柏だ。「王者相手に点を取れたところは、自分の成長の証明になった」と川崎を沈めた左足での一撃を振り返る。
リーグ2試合連続ゴール中
今季は沖縄キャンプ中の負傷の影響で開幕から2戦を欠場したものの、第3節のアウェー新潟戦(4日、2△2)から戦列復帰すると、リーグ戦3試合で2ゴール1アシストをマーク。札幌攻撃陣にとって無くてはならない存在を強くアピールしている。
そんな小柏にとって、今回の川崎戦は2つの〝3戦連続ゴール〟の記録がかかっている。1つはリーグ戦3戦連続ゴールだ。現在第4節ホーム横浜M戦(12日、2〇0)、第5節アウェーG大阪戦(18日、2△2)と2戦連続ゴール中。川崎戦でゴールを決めれば、ルーキーイヤーの2021年に第23節から第25節にかけて達成した3戦連続ゴールの自己記録に並ぶ。「意識しすぎるとダメなので、いつも通りのプレーをして、いつも通り得点に絡むプレーを続けていいかなと思います」と控えめに語るが、今の小柏のプレーを見ていると期待せずにはいられない。