【西川薫】エスコンFまで自転車で行ってみた
江別市在住のアラフィフメタボ記者が愛車でGO
エスコンフィールド北海道が3月14日に開業した。一週間後、新たに誕生した観光スポットへ、アラフィフメタボの江別市在住記者も本格的な自転車シーズンを前に、足慣らしも兼ねて、愛車で走ってみた。
出発点はシャトルバスの発着点、JR野幌駅。コースは道道江別恵庭線で一直線。グーグルマップで事前に調べたところ、目的地までは片道約13キロ。当日は午後2時からソフトバンクとのオープン戦。試合開始の2時間前の正午に出発した。
ちなみに自転車のスペックは、最近はやりのグラベルロード。前2枚、後ろ8枚の16段変速だ。記者のスペックも記しておこう。体重は100キロオーバーで、左膝前十字靱帯を2年前に断裂。手術は回避し、まだ切れたままだ。サイクル歴は15年ほど。最近はサボってるが、主に大通の会社まで片道17キロほどの通勤に活用している。
野幌総合運動公園を過ぎると 右手前方に巨大なエスコンフィールドがドーン!
往路は向かい風で約50分ほどと予定していたよりも時間がかかったが、往復で約90分。道中は信号がほとんどなく、快適そのもの。道立野幌総合運動公園を過ぎると、右手前方遠くに巨大なエスコンフィールドが見えてきた。この日は天気が良く、左方向には、大雪山系の雪山がはっきりと見える。中間点付近には、人気のアイスクリーム店「小林牧場 おかしなソフトクリーム工房」があり、休憩するのにはもってこいだ。
国道274号線を越え、少し行ったところで右折。住宅街を通り過ぎ、線路をくぐる小さなトンネルを抜けると、エスコンがどーんと迎えてくれた。駐車場には車がたくさん止まっていたが、駐輪場もしっかりと完備されている。
アウトドア派注目のFビレッジ 有名自転車メーカー・最新モデルのレンタルも魅力
サイクリストには嬉しい施設が満載だ。試合を見なくても、球場内でランチを食べたり、噂のサウナで疲れを癒やすこともできる。さらにFビレッジ内にはアウトドアメーカー「ノースフェース」や、有名自転車メーカー「スペシャライズド」のアジア初となる体験施設が出店。最新モデルをレンタルできる。手ぶらでキャンプができる施設もあるそうで、疲れたらそのまま泊まることも選択肢の1つ。アウトドア派には注目の施設だ。
3月30日の開幕戦には3万人以上が詰めかけ大盛況。予想通り、シャトルバスやJR北広島駅は大混雑したそうだが、自転車で行けば渋滞とは全く無縁。札幌方面からは東札幌からサイクリングロードが伸びており、冬の間に蓄えた脂肪をそぎ落とすためにも、今度はエルフィンロード周りからのロングドライブにも挑戦してみたい。