コンサドーレ
2023/04/01 19:45

道内市町村16カ所目 コンサドーレが仁木町と包括連携協定 町民スキー場の指定管理者にも選定

仁木町との包括連携協定締結式に出席した三上GM(右)と佐藤町長、仁木町イメージキャラクターのニキボー(撮影・松本奈央)

川崎戦前の札幌ドームで会見 佐藤町長「大変嬉しく思います」

 株式会社コンサドーレは1日、仁木町と包括連携協定を締結し、川崎戦前の札幌ドームで会見を行った。道内の市町村と包括連携協定を結ぶのは仁木町で16カ所目。今後は仁木町が目指す、子供から高齢者まで幅広い世代の健康や生涯学習のためのスポーツ推進、食・観光の振興、地域資源の活用と町の魅力発信に協力していく。また、同町のふれあい遊トピア公園と、Jクラブとは初となる町民スキー場の指定管理者にも選定された。

 会見には仁木町から佐藤聖一郎町長と林幸治副町長、岩井秋男教育長が出席。クラブからは三上大勝代表取締役GMと平山浩司執行役員、菅井研インキュベーションディレクターが出席した。佐藤町長は「大変嬉しく思います。今後、町民の健康増進や、子供たちの健全育成の幅を広げることにつながっていく」と期待を寄せた。

 ふれあい遊トピア公園は、パークゴルフ場やテニスコート、野球場を備えたスポーツ交流施設。スキー場には現在、ジャンプ台は残っていないが、1972年札幌冬季五輪で日の丸飛行隊として金メダルを獲得した笠谷幸生さんらを輩出した歴史ある施設だ。

三上GM「町民の方々が生き生きとする、そんな街づくりの一助となれば」

 すでに三上GMの頭の中には、様々な構想が浮かんでいる。「仁木町にはフルーツやワイン、北海道を代表するものがすでにある。地域の皆様方とタイアップする中で、そのブランドを大きくし、町民の方々が生き生きとする、そんな街づくりの一助となれば」と、新たな挑戦に意欲的だ。フルーツ市のようなイベントを開催し、道内外からの観光客を増やしていく仕掛けも思案中だという。

 また、クラブはサッカー以外のバドミントンやカーリングチームも積極的に活用していく方針。「一番重要なのは、町民の方々が何を求めているか。しっかり話し合いをした上で、一つ一つ実施していきたい」。町に寄り添い、町おこしの手助けをしていく。

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