夏季スポーツ
2023/04/01 21:00

旭川実業が金星スタート! 11年越しのプレミアリーグ初勝利 横浜Mユースに2-0シャットアウト

11年ぶりのプレミアリーグEAST初戦で初勝利を挙げた旭川実業イレブン(提供写真)

■高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 旭実高2-0横浜Mユース(4月1日、神奈川・日産フィールド小机)

先制点の柴田「初得点が自分のゴールで嬉しい」 16本シュート浴びるも守備陣が完封

 11年ぶり2度目出場の旭川実業は、横浜F・マリノスユースとの開幕戦を2-0の完封で勝ち、プレミア初勝利を挙げた。旭川実業は前半34分にカウンターからMF柴田龍牙(3年)が先制ゴール。後半23分にもFW清水彪雅(2年)が左CKをヘッドで決めて追加点を奪った。守備陣は味方の倍となる16本のシュートを浴びながら守護神GK越後紀一(3年)が中心となって守り切った。次節は9日に昨年インターハイ王者の前橋育英と敵地で対戦する。

11年前は1分け17敗 富居監督は初勝利に「エープリルフールですよ」

 監督30年目の初戦を、プレミア初勝利で飾った富居徹雄監督(51)は、強豪相手に金星を挙げ「エープリルフールですよ」とおどけて見せた。それでも「初勝利はうれしいです。準備とか、相手のデータとか、11年前とは全然違う。ここで勝つとは思っていなかった。もうちょっと慣れが必要かなと思っていた。ただ、これから勝ち点を積み上げていかないといけない」。勝利の余韻もほどほどに、次節へ向けて切り替えた。

 勝利を呼び込んだのは柴田の右足だ。カウンターからドリブルで相手陣内へ進むと、ペナルティーエリア左で切り返し、右足でゴール右へ流し込んだ。「初戦で初勝利は嬉しい。初得点が自分のゴールで嬉しい」と声を弾ませた。

次節は4月9日に昨年インターハイ王者・前橋育英と対戦

 11年前は1分け17敗。2度目の挑戦で早くも勝ち点3を手にした旭川実業。次節以降も強豪との戦いが続くが、柴田は「横浜に勝てたことでチームとしても自信がついた。自分も得点を決められて自信がついた。90分、全員で戦うのが目標。次も強敵だけど、頑張りたい」。次節も白星を挙げ、スタートダッシュを決める。

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