《川崎戦後》ミスを繰り返したら川崎どころか大学生が相手であっても勝つというのは難しい

■Ｊ１第６節　札幌３－４川崎（１日、札幌ドーム）

－試合を振り返って
　今日の敗戦というのは、私自身、そして選手たちにとっても、非常にがっかりした敗戦だった。立ち上がりは川崎相手に勇気を持って札幌の戦い方を見せられて、そういう中で１－０でリードをして、そこまでは良かったと思う。だが１－１に追いつかれた失点シーンは、自分たちで相手に与えてしまったようなゴールになってしまった。相手のロングボールが入った際に良い形で処理することができず、相手に拾われて失点してしまった。その後、自分たちが良い形で得点を決めて２－１とリードすることができたが、中途半端なボールの処理から相手にプレゼントをしてしまうような失点をして追いつかれてしまった。３失点目に関しても自分たちがボールを失った中で、相手の４０メートルのシュートが入ってしまうという我々にとって前半終了間際の痛い失点で、２－３でリードされる展開で折り返した。自分たちがリードしながらも、最終的に前半あのような形で３失点して逆転されてしまうというのは精神的にショックだった。　ハーフタイムをまたいで選手たちは気持ちをしっかりと持ち直して、強い気持ちを持って後半を戦ってくれた。その中で３点目を取れたことは非常に良かった。少なくとも引き分けに終われていれば、というゲームだったが、残念ながら敗れてしまった。４失点目に関してはクロスからだったと思うが、我々にとって痛い失点だった。選手たちは強い気持ちを持って、同点に追いつくために最後まで全力を尽くして戦ってくれたが、残念ながら至らなかった。