ファイターズ
侍ジャパン栗山監督 北海学園大入学式で「選手に言い続けてきた言葉をみなさんに送ります」
来賓として出席し新入生に金言「挑戦し続けなさい。そして自分を信じ続けなさい」
WBCを制した侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が2日、札幌市内で行われた北海学園大の入学式に出席し、新入生へお祝いのメッセージを送った。
この春、1968人が北海学園大に入学した。同学園特任教授を務める栗山監督は、来賓として招かれ、登壇。教員を目指しながら、プロ野球選手になる夢をかなえた学生時代の経験に触れ「できるか、できないかではない。やるか、やらないか。自分で決めてやり続けていけば、最後には何か必ず、大きな答えが出ると信じています」と語りかけた。
WBCでの戦いを振り返り、大谷の活躍についても紹介。新入生をゆっくりと見渡して「僕がずっと選手に言い続けてきた言葉をみなさんに送ります。挑戦し続けなさい。そして自分を信じ続けなさい。人は誰しもが大きな力を持っていて、自分がダメだと思った瞬間に終わってしまう。最後まで諦めず、自分を信じてあげてください」と訴えた。学生の新しい門出を祝福し、明るい未来を願いながらあいさつを締めくくった。