伊藤 関西風うどんを食べて出陣 5日のロッテ戦に今季初登板
久しぶりの先発マウンド 「わくわくの方が大きいかな」
日本ハムの伊藤大海投手(25)が5日、ロッテ戦(ZOZOマリン)で今季初登板に臨む。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では中継ぎ起用だったこともあり、球数は80球がメドになる予定だ。
今季初マウンドを翌日に控え、伊藤の表情は気合に満ちあふれていた。「投げられるので高ぶってます。わくわくの方が大きいかな」とニッコリ。験担ぎはないというが、欠かせないルーティンがある。「関西だしのうどんが好きで、ずっと試合前に食べています」
大谷も実践していた試合前ルーティン 万全の状態でロッテ打線に挑む
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〝関西風〟にこだわる理由がある。球団OBの大谷翔平投手(28)は日本ハム在籍時、完投につながるという思いから、本拠地での試合前に限って関東風うどんかそばをオーダーしていた。昨年、その話を食堂のスタッフから聞いた伊藤は自らも実践。「でも、食べてノックアウトされたんです。四回ぐらいで代わったんですよ。そこから絶対、関西だしにしています」と苦笑いで明かす。
そこから登板前は関西風うどんを食べることが日課になったが、ZOZOマリンのケータリングには〝関東風〟しか用意されていないという。「あしたはウーバー(イーツ)で買います」。宅配サービスを利用して万全の状態で臨むつもりだ。
今季実戦ここまで防御率0・00 好調維持したままペナントレースへ
WBCから帰国後初登板となった3月28日のイースタン・リーグ、DeNA戦(平塚)では、先発し4回を投げて1安打無失点。今季実戦で初登板となった2月9日のサムスン戦(名護)から、WBCを含めて7試合、計10回1/3を投げて無失点と好調をキープしている。
「今年はちょっと違うなというふうに、まず思ってもらえるようなピッチングをできたらいいです」。大胆に攻めたピッチングで、伊藤大海らしさを表現する。