ファイターズ
加藤貴 開幕戦に続いて2敗目 7回3失点も打線の援護に恵まれず
■パ・リーグ3回戦 日本ハム1ー6ロッテ(4月6日、ZOZOマリンスタジアム)
試合をつくるも自身2連敗 「前回と一緒で自分が先制点を与えた」
開幕投手を務めた日本ハムの加藤貴之投手(30)が6日、ロッテ戦(ZOZOマリン)で今季2度目の先発に臨み、7回7安打3失点(自責2)。先発の役割を果たしたが、打線の援護に恵まれず、今季2敗目を喫した。
WBCで活躍した佐々木朗との投げ合い。「相手が良いピッチャーで、本当に悔しいですね。前回と一緒で自分が先制点を与えてしまって、あとは自分のミスで失点してしまった」と唇をかんだ。
手痛いけん制悪送球 マリン特有の強風にも言い訳せず
痛恨の「ミス」が出たのは、1点ビハインドの四回。連打などで1死一、三塁のピンチを招いた。一塁へのけん制球が大きくそれ、ボールがファウルゾーンを転々。三塁走者が生還して2点目を失い、「サインミスじゃないです。本当、けん制のミスです」と反省した。
この日の敵地は、風速10メートル以上と帽子が吹き飛ぶほど強い風が吹いていた。過酷な環境にも「相手のピッチャーも一緒の状況なので言い訳しないです」とキッパリ。シーズン最少与四球のNPB記録達成を持つ左腕は、2四死球を与え「僕の実力不足です」と言い切った。