札幌GK具聖潤が3戦ぶり完封宣言 9日C大阪戦で「クリーンシートが必要」
■4月7日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
リーグ戦5試合連続出場中
北海道コンサドーレ札幌は、ルヴァン杯に出場のなかったメンバーを中心に、狭いエリアでのパス練習などを行った。リーグ戦5試合連続出場中のGK具聖潤(28)は、前節の川崎戦の4失点など、ここまで平均2.2失点。9日の古巣・C大阪戦でクリーンシートを実現し、守護神の称号を取り戻す。
今季2度目の完封でチームに勢いをもたらす。3月12日のホーム・横浜M戦で、自身今季初完封。「マリノス戦が終わってから、僕もそうですし、みんなが自信もってプレーできるようになりました。今回のセレッソ戦でもクリーンシートして、その次のレッズ戦、残りの試合にいい流れでいくために、今週の試合でクリーンシートが必要」。しっかりゴールマウスにカギをかける。
前節・川崎戦「4点とも守れた失点」
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今季ワースト4失点を喫した前節の川崎戦の映像を見返した。「1点目はコミュニケーション不足。自分がもっと強い気持ちでボール取りに行ったら、失点まではつながってない。フク(福森)と話しながら守れば問題はない。4点目はコーチング不足。もっと強く行って、もっとラインを上げて守っていたら、多分ヘディングまではいかせなかった。4点とも守れた失点だったので本当にもったいない」と猛省した。
韓国人GK対決に勝つ
韓国人GK対決も制する。C大阪のGK金鎮鉉(35)は、具聖潤が入団した12年にはすでに正GKとして君臨。「最近もよく連絡を取ってます。ハンビンさん(控えGK梁韓彬)と代理人が一緒なんで、シーズンが終わったら会社のみんなで集まってご飯を食べたりする。もちろんチームとして負けたくない」と闘志を燃やす。
3年ぶりの復帰で北海道名物を堪能している。「ジンギスカンかな。韓国で食べてもなんかちょっと違う。すしとかもそうですし、レベルがちょっと違いますね。もういっぱい食べてます。おいしい北海道料理を食べて、いいプレーを見せます」。プレーでも〝レベチ〟な姿を見せつけて、堅守の再構築をけん引する。