ファイターズ
上沢 普段着の投球で今季初勝利へ 8日のオリックス戦に先発
今季初登板の前回は5回1失点も7四球 反省踏まえフォーム修正
8日のオリックス戦(京セラドーム)に先発する日本ハムの上沢直之投手(29)が7日、登板へ向けて短距離ダッシュなどで調整した。前回登板した1日の楽天戦は5回1失点と試合をつくったものの7四球と乱調気味だった。この1週間は「自分のボールをしっかり操れるようにしなければいけない」とフォームを修正。今季初白星を目指して自らの体と向き合い続けた。
どれだけ経験を重ねても、シーズン最初のマウンドは特別だった。開幕2戦目の先発を務めた前回は「ゲームに入ると、どうしても力が入りすぎてフォームを崩してしまった」と制球を乱し、本意ではないパフォーマンスに終始した。その反省を生かすため、練習では投球時の力の入れ具合にこだわってきた。「同じ力感、同じ感覚で投げられるようにしたいと思った。しっかり力は入れるけど、必要以上の力を入れないように」と繊細な感覚をさらに研ぎ澄ました。