コンサドーレ
札幌MF浅野「何が何でも勝つ」 スピードでC大阪DF陣を切り裂く
■4月8日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
浅野がリーグ戦2試合連続ゴールでチームのピンチを救う! 北海道コンサドーレ札幌は9日のC大阪戦(ヨドコウ桜スタジアム、14時キックオフ)に向けて、11対11やセットプレー練習などで最終調整を行った。
前節川崎戦で1ゴール1アシスト
MF浅野雄也(26)はリーグ戦前節の川崎戦(1日、3●4)で1ゴール1アシストと活躍を見せた。ここまでのリーグ戦全試合に出場し、チームトップタイの2得点をマークするなど、札幌加入1年目ながら早くもチームに欠かせない存在となっている。攻撃陣に離脱者が相次ぐ苦しい状況を打開し、チームを勝利へ導く。
ここまでリーグ戦で2得点をマークしていたMF小林祐希(30)が左足ハムストリングの肉離れで戦線離脱。同じく2得点のFW小柏剛(24)もC大阪戦の出場が微妙な状況と攻撃陣の台所事情が厳しい中で、好調をキープしているのが浅野だ。
前節の川崎戦では前半27分にMF青木亮太(27)の左サイドからのクロスに反応し、ヘディングでゴール。「(青木のクロスが)本当にいいボールで、誰が出ていても点が取れるようなボールでした」と謙遜するが、相手DFの死角を突いて背後を取る見事な動き出しを見せており、得点への嗅覚の高さを感じさせるプレーだった。後半14分にはFKから左足でFW金健熙(28)のヘディングシュートをアシスト。試合には敗れたが、浅野の躍動が目立つ試合だった。