ファイターズ
2023/04/09 20:00

清宮だ!野村だ!万波だ! 若き中軸ド派手3発も新庄監督「KJM…語呂がいまいち」

本塁打を放った(左から)清宮、野村、万波(撮影・松本奈央)

■パ・リーグ3回戦 日本ハム7ー2オリックス(4月9日、京セラドーム大阪)

口火は清宮の一回先制3ラン クリーンアップ揃い踏みでオリ撃破

 Fの未来を担う男たちがド派手な一発で競演した。日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が9日、オリックス戦の一回に右翼席へ先制3ランを叩き込んだ。続く4番・野村佑希内野手(22)は、バックスクリーンへの一撃。三回には5番を務めた万波中正外野手(23)が、追撃のソロ弾を左翼5階席へ突き刺した。若きクリーンアップが3発の花火を打ち上げ、昨季のリーグ王者に快勝。今季初の連勝を達成した。

 右へ左へ真ん中へ。豪快なアーチが描かれた。次代の主役候補たちによって、京セラドームはバッティングセンターと化した。試合後、新庄監督は開口一番に「KJM弾。なんだけど語呂がいまいち。MJK…ちょっといい方法考えてください」と語り、満足そうに笑みを浮かべた。

 猛攻の火付け役は3番・清宮だ。無死一、三塁で迎えた第1打席。来日初登板となった相手先発・ニックスの変化球を捉えた。待望の今季初本塁打にも「そこまで焦ってなかったので、本当に先制できて良かったなっていうところです。受け身にならないように、どんどん攻めたのが良かった。行くかどうか分からなかったので、ちゃんと走りました」と浮かれる様子は一切なかった。

DH起用で不振脱却の野村 今季2号はバックスクリーンへの豪快弾

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