12日先発の伊藤大海「志願してでも勝ちをもぎ取りにいく」侍ジャパン対決制し、今季初勝利だ!
昨季同僚のソフトバンク・近藤との対戦に「攻略法はない。思い切って自分のボールを」
日本ハム・伊藤大海投手(25)が、12日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で今季2度目の先発登板に臨む。昨季まで同僚だった近藤健介外野手(29)を封じ、今季初勝利をつかみ取る。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で共に戦った先輩とは、練習前にあいさつ。「さっき会ったときに『さっそく(対戦)だね』みたいな話はして。(情報を)聞き取られそうだったのでやめておきました」と、あえて深い話はしなかった。
高い打撃技術と選球眼を兼ね備えており「頑張ります。攻略法はないです」とキッパリ。「思い切って自分のボールを投げて、コースでいって打たれる分に関してはしょうがない」と真っ向勝負を挑む。
プロ野球スピリッツAで持ち球追加を熱望 「多めに使って、ツーシームを刻めるように」
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前回登板5日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、5回無失点と好投。昨年から完全習得を目指しているツーシームを多投した。KONAMIのゲームソフト「プロ野球スピリッツA」で持ち球に追加してもらうことを熱望しており、「結構多めに使って、今年こそプロスピ(の球種)にツーシームを刻めるように頑張ります」とニヤリと笑った。
「#先ロジン」の提案は不発 12日の登板前は「セブンにしておきます」
休日だった10日には、「もともとあるのは分かっていて、行くタイミングがなかった」という福岡市内の喫茶店「コーヒーハウス ロジン」を訪問。〝追いロジン〟が代名詞の右腕は、ホットコーヒー、きのことベーコンのパスタ、レアチーズケーキを食べて英気を養った。
自身のSNSでファンへ球場に行く前にロジンコーヒーで一服する「#先ロジン」を提案したものの、「結構手応えがあったんですけど、あまりバズんなかったですね」と苦笑い。12日の登板前は「セブン(イレブンのコーヒー)にしておきます」と明かした。
WBCでは中継ぎとしてフル回転。前回登板は球数制限が設けられていたが、「明日は志願してでも勝ちをもぎ取りにいきます」。侍ジャパン対決を制し、チームに勝利をもたらす。