コンサドーレ
札幌MF金子 故郷・埼玉で2戦連続ゴール決める
■4月13日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
C大阪戦で2ゴール
北海道コンサドーレ札幌は15日の浦和戦(埼玉)に向けて、11対11の戦術練習などを行って調整した。埼玉県出身のMF金子拓郎(25)にとって、アウェーで行われる浦和戦は地元への凱旋試合となる。前節のC大阪戦(9日、3〇2)で2ゴールを決めて波に乗るレフティーが、自身初となるリーグ戦2試合連続ゴールでチームを今季初連勝へと導く。
C大阪戦では、前半6分にMF浅野雄也(26)からのマイナスのクロスに左足で合わせて先制点を挙げると、同点にされた直後の同15分に右サイドから上げたゴールへ向かうクロスボールが、そのままゴールイン。2021年6月19日大分戦(札幌厚別、2〇0)以来約2年ぶりとなる2得点を挙げ、チームの勝利に貢献。今季3得点目をマークしたことで、チーム内の得点ランキングで一気にトップへ躍り出た。
浦和戦ではプロ入り初となる2試合連続ゴールの期待がかかる中、自身も「狙っていくしかないと思います」と意欲を見せる一方、「自分の点だけを考えるんじゃなくて、まずはチームの勝利を狙いますし、パスがベストな場面であれば、そこはしっかりと判断したい」と、あくまでチームの勝利を第1目標に掲げて、試合に臨む構えだ。