ファイターズ
マルティネス 移籍後初マスク 八回から途中出場し2投手をリード
■パ・リーグ2回戦 西武10ー0日本ハム(4月15日、エスコンフィールド北海道)
キューバ代表で出場のWBC以来の捕手 「良い機会だった」
出場機会を求めてユーティリティー性を発揮していく。日本ハムのアリエル・マルティネス捕手(26)が15日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦の八回から途中出場。移籍後初めてマスクをかぶり、2投手とバッテリーを組んだ。2回を1失点にまとめ「最初なのでまずは楽しんだ。投手のことを知りながら最少失点で抑えられた。本塁打を打たれたけど良い機会だったよ」と自己評価は上々だった。
新天地での〝捕手デビュー〟は突然訪れた。大差をつけられた試合途中に、山田バッテリーコーチから声をかけられた。「七回ぐらいのタイミングで(出場を)聞いた。目の前の打者を抑えることだけを考えて、とりあえず一回出てほしいと言われたよ」。捕手での出場はキューバ代表として戦ったWBC以来だったが、落ち着き払ったリードで投手陣をもり立てた。