夏季スポーツ
2023/04/17 11:30

《人ほっとコーナー》山瀬と切磋琢磨し、現在は青森山田高サッカー部で指揮を執る正木昌宣監督(41)

4月16日に行われたプレミアリーグイーストの旭川実業高戦で監督としては初めて北海道に凱旋した正木監督(撮影・西川薫)

中学時代は元日本代表MF山瀬とともにブラジル留学 指導者としては20年目

 札幌市出身で、中学時代に元日本代表MF山瀬功治(41、J2山口、北海高出)とともにブラジルへ留学した正木監督。高校は青森山田高に進み、2004年に仙台大卒業後、OBコーチとして同校に戻って来た。現在J2で躍進中の町田ゼルビアの監督を務めている黒田剛前監督(52、登別大谷高出)の右腕として19年間チーム強化に携わってきたが、22年秋からはその後を受け継いで新監督就任。高校世代の頂点を極めるため、名門サッカー部のタクトを振るっている。

同じ道産子の黒田前監督の後を引き継ぎ 今年もチーム目標は「高校3冠」

 偉大な恩師のサッカーを継承しながら、新たな伝統を築き上げていく。春からの公式戦に向けて、「3冠という目標をチームでずっと掲げています。私個人としても高校サッカーにこだわっている意味は、選手権で優勝したい、そしてプロ選手を多く輩出したい、サッカーを続ける生徒を増やしたい。いろんな考えでいるので、大会の目標と言われれば今年も3冠」とブレることはない。

伝統の堅守速攻に「もう少し攻撃のバリエーションを増やしてあげれば」

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