コンサドーレ
2023/04/15 23:55

昨季札幌所属の浦和FW興梠から手痛い恩返し 前半に決定機阻止のレッド 後半はシュート阻止のハンドでPK献上

今季最多得点差となる1-4で敗れた札幌イレブン

■J1第8節 浦和4-1札幌(4月15日、埼玉スタジアム2002)

今季最多得点差の1-4で2試合ぶり黒星 順位は12位に

 北海道コンサドーレ札幌は敵地で浦和レッズと対戦し、今季最多得点差となる1-4で2試合ぶりに敗れた。試合開始から一進一退の攻防を繰り広げたが、前半34分にDF中村桐耶(22)がレッドカードを受けて一発退場。一人少ない状況で同41分に約半年ぶり公式戦復帰のMF駒井善成(30)を投入して耐えようとしたが、後半23分に先制点を献上した。同31分には相手にも退場者が出て数的同数となったが、同38分に昨季札幌に在籍した浦和FW興梠慎三(36)によるPKで追加点を奪われた。同43分にはFW菅大輝(24)の今季初ゴールで食らいつくも、同アディショナルタイムは力尽きて2失点を喫した。通算2勝3分3敗で、勝ち点は9のまま。順位を12位まで下げてしまった。次戦はルヴァン杯で、19日にサガン鳥栖と対戦する。

序盤は一進一退の攻防も 一人少なくなったことで戦況が傾く

 中村の退場が大きく響いた。ゲームキャプテンを務めたMF荒野拓馬(29)が「自分たちのアグレッシブなサッカーで、守備からはめる部分でチャンスがありましたし、ピンチもしっかり体を張ってみんなで守れてました」と試合序盤を振り返るとおり、数的同数で戦っていた時は、プレスをかけてボールを奪い、素早くカウンターを仕掛けて相手ゴールへ迫るという狙いは何度も見られ、惜しいチャンスもあった。

前半34分に中村が裏抜ける興梠倒し一発レッド 後半38分はシュートに青木がハンド

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