ファイターズ
2023/04/16 20:40

4月20日ロッテ戦で先発に再転向する鈴木が五回に救援登板 新庄監督も安定感に太鼓判

五回のピンチで救援登板し、火消しに成功した鈴木(撮影・桶谷駿矢)

■パ・リーグ3回戦 西武6-2日本ハム(4月16日、エスコンフィールド北海道)

今季はチーム事情で中継ぎに専念 五回火消し 六回も3者凡退でピシャリ

 日本ハム・鈴木健矢投手(25)が、20日のロッテ戦(エスコンフィールド北海道)で今季初先発に臨む。16日の西武戦(同)では、五回のピンチで救援登板し、火消しに成功。試合後、新庄剛志監督(51)が「先発でいかそうかな。安定感あるしね」と明かした。

 開幕から6試合連続で自責点0と好調な下手投げ右腕が、先発に再転向する。昨季から下手投げに変更し、先発の適性をいかんなく発揮。プロ4年目の今季は開幕ローテーション入りを目指していたものの、チーム事情から中継ぎに専念していた。

ポンセの負傷離脱で先発陣が手薄となって白羽の矢「もしかしたらという準備はしていた」

 さらに転機が訪れた。開幕からブルペンに欠かせない存在としてフル回転していたが、ポンセが左膝負傷で離脱し、先発陣が手薄な状況に。14日に新庄監督から起用を伝えられ、「ローテの谷間で空いていたので、もしかしたらという準備はしていた。来たな、という感じ」。4日のロッテ戦(ZOZOマリン)ではロングリリーフとして2回⅔を投げており、「100球くらい、いけるかな」とうなずいた。

「どんな場面でもいこう」回またぎOKで抜群の安定感

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい