ファイターズ
2023/04/16 21:10

万波の意地 新球場初安打が驚弾3号ソロ 新庄監督もびっくり「66番アイアンぐらいすごい」 

九回無死、新球場初安打となる3号ソロ本塁打を放った万波(撮影・桶谷駿矢)

■パ・リーグ3回戦 西武6-2日本ハム(4月16日、エスコンフィールド北海道)

5点を追う九回 集中力切らさず強振 左中間スタンドへ弾丸ライナーがズドン 

 弾丸ライナーで左中間スタンドに突き刺さった。日本ハムの万波中正外野手(23)が16日、エスコンフィールド北海道で行われた西武戦の九回に第3号ソロ弾を放った。敗色濃厚の展開でも集中力を切らさず「前の打席で打てなかった憤りがあった。初球から行こうと思った気持ちが、良い結果につながった」と意地を見せた。

指揮官は教え子の背番号を持ち出し ゴルフボールの弾道に例えて驚きを表現

 5点を追った九回無死。西武で抑えを担う増田の初球、142キロを強振すると、一瞬でスタンドまで到達した。ベンチで見守っていた新庄監督は「66番アイアンぐらいすごい」と教え子の背番号を持ち出しながら、ゴルフボールの弾道に例えて驚きを表現。「二塁打だと思ったんですよ。あ、左中間を抜けていったと思ったら(入った)。すごいパワーをしていますよね」とうなった。

七回のチャンス凡退で火が付き 悔しさ晴らした打球の伸びは本人も想像以上の柵越え

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