ファイターズ
満身創痍の江越 左のあばらも骨折していた 2カ所骨折でも「試合に出ているので大丈夫」
■パ・リーグ3回戦 西武6-2日本ハム(4月16日、エスコンフィールド北海道)
3月上旬に骨折した右手首に続き今月15日に判明も 16日は「9番・中堅」でフル出場
阪神からトレードで加入した日本ハムの江越大賀外野手(30)が右手首に続き、左のあばら骨も骨折していることが16日、明らかになった。新庄剛志監督(51)が西武戦の後、報道陣に現状を説明した。
3月上旬に骨折した右手首だけでなく、もう一カ所、骨折を抱えてプレーしていた。7日のオリックス戦(京セラドーム)で左脇腹に死球を受けていた。「咳をするのが苦しい」という本人の申告を受け、15日に病院で検査し、骨折が判明した。
この日、「9番・中堅」でフル出場した江越は「左のあばら。試合に出ているので大丈夫です」と言い切った。指揮官も今シーズンに懸ける強い意志をくみ、抹消はしないつもりで「ヒットを打ったし、あれだけ走れて、投げられて。体の状態を考えながら起用していく。気合は十分にある」と期待を込めていた。