《SHINJOの信条》打ちに行って止まる勇気、止める勇気、野村佑希(笑)
■パ・リーグ3回戦 西武6-2日本ハム(4月16日、エスコンフィールド北海道)
―試合後の囲みで自ら
「紙一枚ですけどね。フフフ。ここで、という。惜しいんですよ。毎回。ねえ。はぁ…。野村君のあとちょっと見極めができてくれたら、もっといいバッターになるんですけどね。どうしてもあそこは、打ちに行って止まる勇気、止める勇気、野村佑希(笑)。万波君の打球見ました? あれはもし、子供がよそ向いていて、あれ当たったらどうするんだろ、と心配するくらいの。66番アイアンぐらい。すごい。二塁打だと思ったんですよ。あ、左中間を抜けていったと思ったら、すごいパワーをしていますよね。その前、その前が…。まあでもね、ああいう配球にならないと思うしね。これを乗り越えていけるチームになってくると思うし。ここから去年した8連勝みたいな試合が、ガーっと続いてくれば乗ってくると思うし。まだまだ、まだまだっすよ」
―最後、石川が丁寧に
「どうなんだろう。まあまあ、野球はたらればですからね。でもあの状況で、点数がああいう感じで、ああいう球になったと思うし。もしあれが、2対1で勝っていて石川君だったらポーンと。気持ちの面は大きいと思うから。ああいうボールは投げなかったと思うし、そう信じたいし。全部返しちゃったね」
―初めて見た
「ねえ。初めて見るばっかしで面白いでしょ。このチーム。そういうチームがガーっといったとき、さらに面白くなるから」
―打線も入れ替えて
「まあ。ここで入れ替えて入れ替えて、レギュラーをつかむ選手って決まってくると思うから。今川君なんかも、ボールの入り方次第では、あの打球スピードだったらいっていただろうし。よく初球から捉えて。やっぱね、甘い球が来て一発で捉えるバッターというのは、こっちもさあ、次の試合、使いたくなるし。ファウル、ファウルでボール球を振ってという打席になってくると、使うのどうしようかなとなってくるし」
―右投手でも
「そうね。今川君に関しては左の方が期待させる打席なんですけど、右でもだんだんだんだん、左投手に近い期待は、なんだかんだ打っていますからね。谷内君もね、惜しかったね。きのうの高橋君のときに、きわどいボールを見逃し見逃し、四球ということで、あ、期待できるなと。あれも紙一枚だったね。あれは谷内君はボールの上を叩いてくれたら。三遊間がめちゃくちゃ空いていたから。打席の中でこう…打席に入って、清宮君とかでも、すごいこっちに寄っているから。ポーンと一回でもしたら、だんだんだんだんこっちに寄ってくるから。それまで打率を上げても面白いっちゃ、面白い」
―清宮が積極的にいくのはいいのか
「もちろんもちろん。全然いいです。あれはいくべきだと思うしね。あれも少しですよ。あんだけ上がるんですから。まあ、少しのスポーツなんだけど。そこをいかに芯でね。まあまあまあ、タイミングが良かったし」
―鈴木も試合をつくった