コンサドーレ
札幌第3のGK大谷 5年連続のグループリーグ突破へ ルヴァン杯鳥栖戦で完封宣言
■4月17日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は19日のルヴァン杯鳥栖戦(札幌ドーム、19時キックオフ)に向けて、パス交換などの練習を行った。15日の浦和戦でベンチ入りしていたGK大谷幸輝(34)は今季初のホーム出場へ意欲十分。シャットアウトで勝利に貢献し、勝ち点5差で首位を独走する横浜Mを追いかける。
5年連続グループリーグ突破へ正念場
15日に札幌市の観測史上最速で桜の開花が宣言された札幌だったが、練習開始時間の気温は約3度と冬に逆戻り。ピッチ上に湿った雪が吹き付けるコンディションの中で、大谷が静かに闘志を燃やした。ルヴァン杯は1勝1分1敗で現在グループA組2位。「雪が降るとは思ってなかったんで、びっくり、寒かった。勝つと負けるとで、グループ突破できるかがすごい変わってくる。本当に失点しないようにして、最後(攻撃陣が)どっかで点取ってくれればいいかな。僕であれ、僕じゃないであれ、しっかり後ろは『0』で守れるように準備したい」。5年連続のグループリーグ突破へ、正念場となる一戦へ意気込んだ。
浦和戦ではベンチスタート。悔しい敗戦を目の当たりにした。「前半のうちに1人退場してして難しかった中で、粘り強く途中まで戦えていた。ちょっと厳しいジャッジじゃないかっていうのがあって、その中で失点。あそこで跳ね返せる力をつけていけるようになったら、さらに強くなれる。次に向けてやるしかない」と気持ちを切り替えた。