ドラ2金村 4月18日ロッテ戦先発 初のカード頭で「流れを持ってくる」
プロ初勝利から中8日 「早いタイミングで勝利できたので、やりやすくなったのかな」
日本ハムドラフト2位ルーキーの金村尚真投手(22)が18日、エスコンフィールド北海道で行われるロッテ戦に先発する。中8日で初めてカード頭を任される。パ・リーグ新人一番乗りの白星をゲットしている即戦力右腕は「チームに流れを持ってくるピッチングをしないといけない」とテーマを絞り込んでいた。
プロの洗礼を浴びることなく、最初の難関を突破した。オープン戦で結果を残して開幕ローテ入りをつかみ、2度目の先発となった9日のオリックス戦(京セラドーム)で初勝利をマーク。知人、友人からたくさんの祝福メッセージが届いた。
前回登板は立ち上がりにピンチ迎え 「初回の大切さ」を教訓に
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ただ、これは通過点。喜びに浸ることはなく「早いタイミングで勝利できたので、自分の中でやりやすくなったのかなという気持ちはあるんですけど、この1勝で終わってしまうというのが一番ダメ」と次の登板に向けてすぐに動きだした。
ポイントに挙げたのは、立ち上がりだ。前回登板では一回、ストライクを取りにいったところで痛打され、わずか4球で無死満塁のピンチを招いた。しぶとく粘って最少失点で切り抜けたが「1点で抑えられたから良かったんですけど、あのあとズルズルといくと、いい展開にならない。改めて初回の大切さが分かりました」と教訓を得た。
現在、チームは連敗中で、対ロッテは開幕から3戦全敗。快投を続けている金村が、負の連鎖を断ち切る。