コンサドーレ
浦和戦はPKがなければ同点にもっていける気概を十分に見せていた《平川弘のCool Eye》
退場者が出て数的不利となり ボールは回されたがよく我慢して耐えていた
アウェー浦和戦(4月15日、1●4)は難しいゲームだった。札幌の入りは悪くなかった。プレスもはまっていたし、そこからのカウンターも鋭く、ゲームをコントロールできていたと思う。だが、DF中村桐耶が退場となり数的不利の状況が長く続き、選手は疲労していった。
中村の退場は意見の分かれるところだが、私的にはイエローの範囲だったと思う。中村はこのゲームで定位置確保をアピールしたかったところだが、出場停止を挟んで「追試」ということになる。
数的不利となってペトロヴィッチ監督はFW金健熙を外し、MF駒井善成を投入した。機動力、運動量のある駒井を入れて1人足りない分を補おうとしたのだ。FW菅大輝を左ストッパー、MF青木亮太を左ウィングバック、トップはMF浅野雄也、その下に駒井の布陣は浦和にボールを回されながらもよく我慢し、0-1を耐えていたと思う。