松本剛 今季2度目の猛打賞 3試合ぶり安打に「コツコツやれば必ず(ヒットが)出ると思っていた」
■パ・リーグ5回戦 ロッテ4ー3日本ハム(4月19日、エスコンフィールド北海道)
直近5試合で19打数1安打 早出特打でトンネル抜けた
不振が続いていた日本ハムの松本剛外野手(29)が19日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に「2番・左翼」で先発フル出場し、5打数3安打と躍動した。5日の同戦(ZOZOマリン)以来11試合ぶり2度目、新球場では初の猛打賞。3試合ぶりの快音に「ホッとした気持ちとは言えないですけど、ヒットが出るに越したことはない。コツコツやれば必ず(ヒットが)出ると思っていたので、ここからまたコツコツやっていくしかない」と前を向いた。
取り戻した感覚 チャンスメーク宣言「後ろに調子の良いバッターがいる」
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
直近5試合は19打数1安打と絶不調だった。この日は早出特打を敢行。「打てないなら練習するしかない。練習の中で良い感覚を少しでも出して、試合の中で引き出しとして使えれば」と必死にもがき、ようやくトンネルを抜けた。
打率は・230まで回復。昨季の首位打者は「チャンスの回数が少なくなってくると、チャンスで回ってくるバッターにどんどんプレッシャーがかかっちゃう。きょうみたいに僕が塁に出れば、チャンスはできるなって感じましたし、今は後ろに調子の良いバッターがいる。足を引っ張っているので、何とかコツコツ塁に出てチャンスを多くつくっていけたら」と次戦以降を見据えた。