ファイターズ
2023/04/20 00:40

宮内 プロ初登板で1回1安打無失点 ドラ6右腕デビュー戦で上々の結果

ドラ6右腕の宮内が八回にプロ初登板を果たした(撮影・村本典之)

■パ・リーグ5回戦 ロッテ4ー3日本ハム(4月19日、エスコンフィールド北海道)

八回に3番手で登板 先頭打者にヒット許すも後続断った

 記念すべき一戦でマウンド度胸を見せつけた。ドラフト6位の宮内春輝投手(26)が19日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦の八回にプロ初登板を果たした。先頭打者に安打を許しながらも後続を断ち無失点。デビュー戦を上々の結果で飾り「初登板が終わって、ゼロで抑えられたことにホッとしています」と初々しい表情を浮かべた。

 新人らしからぬ肝っ玉の持ち主だ。アマ時代とは桁違いの注目を集める試合で、最後まで涼しい顔を崩さなかった。「ブルペンの方がソワソワしていて、マウンドへ上がってからは意外と落ち着いていた。もともとマウンドで緊張するタイプではない。現時点でのベストボールを投げられたかな」と持ち前の強心臓ぶりを発揮した。

 登板直後、先頭の中村奨に左前打を許したが、冷静さは失わない。「そこで気持ちが落ちないように。自分の持ち味は真っすぐで押せること。そこを出していこうと思いました」と再度アクセルを踏み込んだ。続く4番・山口に対しても真っ向勝負。カットボールで三振に斬り「甘く行かないように、低く行こうと思っていたのが逆に抜けてしまった。ラッキーだったかな」と、運を味方につけてメモリアルな記録を刻んだ。

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