コンサドーレ
ルヴァン杯で札幌が鳥栖に4発快勝 横浜Mがグループステージ突破確定も2位死守
■ルヴァン杯グループステージ第4節 札幌4-1鳥栖(4月19日、札幌ドーム)
一度は追いつかれるもスパチョークの2点で勝ち越し 菅、トゥチッチがダメ押し
北海道コンサドーレ札幌はAグループで同じ勝ち点で並んでいたサガン鳥栖をホームに迎え、4-1で快勝した。前半8分、タイ代表MFスパチョーク(24)が来日初ゴールを決めて先制に成功。一度は追いつかれたが、後半8分にもスパチョークが勝ち越しの2点目を決めた。さらに同12分にFW菅大輝(24)、同38分にはFWミラン・トゥチッチ(26)の得点でゴールラッシュ。横浜Mが4戦全勝でグループステージ突破を決めたが、札幌も勝ち点を7に伸ばして2位を死守。5年連続の突破へ、前進した。
菅は〝菅キャノン〟と2アシストなどで4点全てに絡む
4ゴール全てに菅が絡んだ。前半8分に敵陣ペナルティーエリア左付近で自らの後ろを回ったスパチョークへパスを出して技ありゴールを演出。後半8分の2点目は左サイドから高速クロスを出して起点に。3点目は最大の武器である〝菅キャノン〟だ。左サイドから駆け上がり相手GKが警戒して寄せてきたニア下をぶち抜いた。「基本、シュートを撃つときは(コースを)狙わず、枠に飛ぶようにという感じで撃っていて。結果的に入って良かった」と振り返った。
最後の4点目も左サイドの抜け出しから高速クロスを送り、2アシスト目。クロスを押し込んだトゥチッチは「責任を持って決めることができた。チームの勝利につながって非常にうれしい」と笑顔を見せた。
菅はフル出場したリーグ戦のアウェー浦和戦(4月15日)から中3日もフル出場。そして公式戦2戦連続ゴールで存在感を見せた。「体の調子は絶好調で、そのときに何か結果を出そうという気持ちが強かったので、それがプレーに出て良かった」。